2017年12月10日、TBS系日曜朝の情報番組『サンデー・ジャポン』において、同局の吉田明世アナウンサーが自宅から生中継で出演するという前代未聞の放送がされた。
吉田アナは、先週3日放送回の途中で体調不良の為、退席しており、この日は大事を取ってお休み。元TBSの田中みな実が吉田アナの代役として出演していた。
吉田明世アナが自宅から中継で出演。
その後、番組では吉田アナが、話題の翻訳機「ili」(イリー)の取材をしているVTRを放送。スタジオに戻ると「ili」のアップデートなどの細かい仕様が気になると話題に。
するとMCの爆笑問題・田中裕二が「・・・という事でですね。今VTRで取材をしていた吉田アナと今日は中継が繋がっています」と説明するとスタジオの画面に吉田アナが登場。
吉田アナは「おはようございます。吉田明世です。まずは先週、番組の途中で退席してしまってすみませんでした。」と前回途中退席をしてしまったことを謝罪。続けて「つわりもすっかり落ち着きまして、今はもう元気なんですけど、今日は大事をとってという事で番組側の配慮でスタジオをちょっとお休みさせていただきました。すみませんお騒がせしました」と、現状を説明し再び頭を下げた。
爆笑問題・太田光は「今、そこどこにいんの?自宅にいんの?」と尋ねると、吉田アナは「あっ、今ここ自宅なんです。すいません」と自宅にいることを明かした。スタジオでは「えーっ」と驚きの声が挙がった。カメラを引くと少しだが吉田アナの自宅の部屋が映し出された。緑のおしゃれなソファーやインテリアなどが映ると、太田や出演者たちは「おしゃれじゃん」などと驚き、西川史子も「おしゃれね~」と褒めていた。
吉田アナは「さ、と言うことでこちらをご覧ください」とフリップを持ち、本日VTRで取材した翻訳デバイス「ili」について、説明を始めた。しかし、田中裕二からは「いや、気になっちゃって」と話が入らないと言われたが、吉田アナは笑いを堪えながらも淡々と説明を始めた。
しかし、スタジオのざわつきは収まらず、それに気づいた吉田アナは「皆さん、伝わりましたかね?」と、確認すると、田中は「ちょっと吉田さん、もうね、スタジオのみんながね、今の説明誰も聞いていなくて、あの、家が見たいと」とスタジオの状況を説明。
吉田アナは笑顔で「そうですね、ざわついていて、多分、皆聞いていないだろうと思いました」と答えると、太田が「旦那さんいんの?」と質問。「あっ、いや、夫は今家にいるんですけど・・・」と明かすと、スタジオにいたテリー伊藤らが「落武者いんの?」「侍だから」などと大騒ぎ。
田中が「あの皆さんプロなんだから、一緒に喋ったら向こうはわからない」と皆を落ち着かせた。続けて「吉田さん、体調は本当に大丈夫なんですね?」と質問すると「もう体調もすっかり落ち着きました。元気に他のお仕事もさせてもらっています」と答えた。
太田が「じゃ、来週は戻ってこれるのね?」と尋ねると「そうですね。来週戻れるといいんですけども、はい」と確約はしなかった。
田中は「(出産)予定日とか大体分かっているんですよね?」と聞くと「そうですね、夏前辺りに順調に行けば生まれてくれるかなと」と答えた。すると太田は「もしアレだったら立ち会いますよ」というと「ありがとうございます。西川先生にもいつも助けてもらって心強いです」と答え、テリーが「LIVEでやろう!LIVEで!」と提案すると「LIVE?ちょっと恥ずかしいんですけど」と笑顔を浮かべた。
田中が「男の子とか女の子とかってわかったんですか?」と尋ねると「ちょっと、あのーこないだ病院に行ったんですけど、まだわからないみたいで楽しみにしています」と答えた。田中は「どっちでも楽しみですからね」と締めると、太田は「2人生まれたら吉田兄弟になるね」とボケた。
続いて吉田アナは「V振りさせてもらいます」と言い、将棋の羽生善治の七冠達成の話題を自宅から振ると、その珍しい光景にスタジオからは再び笑いが起こった。
吉田明世アナが自宅から『サンデー・ジャポン』卒業を発表。
その後、番組は普通に進行していたが番組最後に、田中が「さ、ここで大事なお知らせがあります。2014年10月からサンジャポの進行を務めてくれていた吉田明世アナなんですけども今年いっぱいでサンジャポを卒業する事になりました。」と発表。続けて「ということでもう一度吉田アナの自宅から、吉田さん」と呼ぶと、再びスタジオ画面に吉田アナが登場。
「はい、そうなんです。3年とちょっと前に、田中みな実さんから引き継がせてもらった『サンデー・ジャポン』なんですけど、今年いっぱいで卒業させてもらうことになりました。お世話になりました」と頭を下げた。
田中と太田は「おめでたいからね」と労いの言葉をかけると吉田アナは「ありがとうございます。あと2回なんですけども、おとなしくこのまま卒業するつもりだったんですけれど、最後に騒がせてしまってすみません。あと2回、ちょっとでも番組の力になれるように頑張らせてもらえたらなと思っています」と挨拶。
太田は「なんだったら全員で吉田さん家に行ってもいいよ」などとボケ、周囲を笑わせると吉田アナは「そんな、皆さんが入るような広さじゃないんですけれども」と笑顔で謙遜。
田中は「まあ、でも無理せずに、楽な気持ちで、後2回ね、来れたら来るっという感じでやっていただきたいなと思いますので」と言うと、吉田アナは「はい、ありがとうございます。ほんと爆笑問題のお二人にもたくさん気を使ってもらって、倒れた時にも西川先生にも助けてもらって、皆さん事情を知った上で、ほんとに助かりました。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べ頭を下げた。
ここで、なんと太田は「みの(もんた)さんにもね。お尻触られてね」と爆弾発言。スタジオは爆笑。吉田アナは一瞬言葉に詰まり固まったが「いえいえ、触られてないですよ」と手を横に振り、笑顔で否定し、大人の対応。「これからもよろしくお願いします」と挨拶したところで番組は終了した。
吉田明世アナに対するみのもんたのセクハラ疑惑!
その時の画像
2013年8月30日放送の『朝ズバッ!』において、司会のみのもんたが、吉田アナの尻を触ろうとし、吉田アナが手を払いのけようとする姿が一瞬放送された事により、みののセクハラ疑惑が浮上。大騒動になった事がある。しかし、同年10月、みのは次男の逮捕を受け、当時司会を努めていた『朝ズバッ!』、『サタデーずばッと』を降板することになった。同月26日に行なわれた降板発表会見で、この件を問われた際に、みのは
「あのお嬢さんは、本当によくトチるんです。ぼくはトチる度に、背中を叩いたり肩を叩いたりしていました。私はセクハラをするつもりも何もありません。「コラッ!」と叩くだけです。彼女に聞いてもらったほうがいいと思います」
と答えている。当時、みのは、長年同局系のワイドショー番組の司会を務めていた絶対権力者。吉田アナもまだ若手の頃で、マスコミについてこの件を問われても「本当にごめんなさい。すみません・・・」と言うだけだったという。当時TBS側も”みの頼み”の傾向にあり強く否定できなかったのだろう。
それから後日、神奈川県鎌倉の自宅前で行った会見の際にもこの件について質問されると「セクハラっていうのは1人でできるもんじゃない」などと語ってる。つまり相手から訴えられなければセクハラは成立しないと答えていた。さらにみのは、吉田アナが2016年に結婚した際に、『FLASH』のインタビューで、このような発言をしているというから驚きだ。
みのは同誌のインタビューに応じ、とんでもない発言をしているのだ。
「触ったか否かについては、『触ってないよ~(笑)』と否定したものの、お祝いコメントをお願いされると、『ご結婚、おめでとうございます。あなたを女性にしたのは私ですから、ハハハ。よかったねぇ』とジョーク混じりに祝辞を贈っています。しかしながら、このコメントは“ハラスメント感”まる出し。この発言で『やっぱり触っていたんだ』と確信した人も多く、吉田アナもいい迷惑ですね」(エンタメ誌記者)
『朝ズバッ!』時代には、吉田アナの他にも複数の女子アナ達がみののセクハラ被害にあっていたのは有名な話だという。
現在の「TVガイドスター名鑑2018」にも載っていました。
出身地は宮崎県になっていました。「スター名鑑2019」には出身地を東京都に直せばいいのに!?