フリーアナウンサーの谷岡恵里子が、テレビ朝日系バラエティー番組『あるある晩餐会』、『クイズプレゼンバラエティーーQさま!!』において、共演者である元フジテレビの本田朋子に敵対心をむき出しにする場面があった。
2人はアナウンサー同期にあたり、谷岡がフジテレビアナウンサー試験に落ちた年の合格者が本田だったという理由から何かと強烈な対抗意識があるようだ。
谷岡恵里子が本田朋子に噛み付く
2017年4月29日放送のテレビ朝日系バラエティー番組『あるある晩餐会』「キー局出身女子アナVS地方局出身女子アナ、仁義なき“あるある”バトル」に出演。今回のテーマは、元東京キー局アナと元地方局アナのそれぞれの「あるある」を話すというテーマ。
谷岡アナは、地方局の「あるある」として、「ちょっと千葉テレビ言っていいですか。あのですね。テレビ局って全国にいっぱいあるんですよ。ヒエラルキーになっているんですよ。ちょっと私作ってきたんですよ。」と話し始め自作のボードを手にし、「東京のテレビ局はトップにいらっしゃいます。で、その後に準キーの大阪ですとか名古屋のテレビ局があって、その他の地方の方々がいらっしゃるんですけども。千葉テレビはですね。ココなんですね。」と最底辺の一番下のライン上を指差した。
他の共演者達が「そんなことないですよ」「関東のイメージがあるし」と驚いていたが、「そうなんですけどね。で、千葉テレビ位底辺にいるのは埼玉のテレビ埼玉(テレ玉)とか」と発言。「建物の見た目公民館」「2階建ての図書館みたいな雰囲気になってますよ」「通りすがりの人に質問されますもん「ここ、なんだ?って」」など見た目がテレビ局ではないことを明かした。
続けて「フジテレビを受けて落ちて、TBS落ちて中京テレビ落ちて千葉テレビに入ったんですけども。当時フジテレビを受かったのは、今日ここに座ってらっしゃる本田さんなんですけども、落ちた方と、受かった方」と自虐的に説明した。
MCの今田耕司が本田に「本田ちゃんは谷岡さんの存在は知らないですよね」と尋ねると本田は「そうですね。今日始めてお会いして~」と答え、谷岡アナは「よくテレビで拝見しています」と皮肉交じりに話し、今田から「私を落としてこの子を採ったんだと言う目で見るよね」と促され「そうなりますよね~」と認めた。それを見た今田は「何で落ちたんだろうって考えたら理由はわかるような気がする」と言われた。
それに対し、本田は「でも、キー局落ちても。その採用してくれた地方局があるわけじゃないですか。こうやって言ってしまうと地方局への愛はどうなんだ?って思うんですよね。貢献しようという気持ちはないのかなって思う」と反論。しかし、谷岡アナは、再びヒエラルキーボードを手にし「だから本田さんはここでおっしゃってるんですよ。」と一番上を指し、「ここみていいじゃないって言ってると全然響かないんですよ」と反論。「スタジオは3つしかないんですよ。一個なんて5畳しかないんですよ」とキー局との違いを訴えた。
他には、「地方局の女子アナはフリーになると水着グラビア写真を出さざるを得ない」という持論を唱え、「仕事がないぞっていうことになって。どうするかって時に唯一あったのがグラビアの仕事だった」と明かした。元フジテレビの高橋真麻は、フリーになった当初、自身にも水着グラビアの話が来た事を明かしたが「会社の判断でに断った」と明かし、「例えば仕事がない時に朗読のボランティアをしたり、結婚式の司会などアナウンスメントの仕事じゃなくてどうしてグラビアになるのかなって思う」と疑問を呈すると「それはすべては、こちらのキー局の女子アナに勝つためです」と力説した。
再び『Qさま!!』で共演
2017年5月22日、テレビ朝日系『クイズプレゼンバラエティーー Qさま!!』「各局女子アナがペアで激突! 学力女王タッグでNo.1決定戦スペシャル」に元秋田放送の伊藤綾子と「地方アナチーム」としてペアを組み初出演。再び本田朋子と共演した。
MCの三村マサカズから「地方局の女子アナの方から見て、キー局の女子アナはどう見えるんですか?」と質問されると、「えーそうですね。手が届かない所でキー局はテレビってイメージが有るんですけど、地方局の千葉テレビだとあまりテレビってイメージがなくて劇場っぽい感じでやらせていただいてる」と話した。
下克上チャンスでは、フジテレビAチーム(本田朋子、富永美樹)を指名。理由は、フジテレビの試験に落ちたことから。その年の合格者の本田に対して「色んな意味で下克上したいです」と発言。
最終的にクイズの結果は9位だったが、10位だった本田に対し、「残念なんですけど、ただ私今、ここではじめて本田さんを見下ろしているので少し安心しています」と勝ち誇り、「くやし~むかつく~」と本田を悔しがらせた。