2020年12月15日放送の日本テレビ系特番『有働&水卜の知らなかった!2020』では、同局の水卜麻美アナウンサーが小池百合子東京都知事に初インタビューを敢行。鋭く切り込む姿勢を見せ、共演者たちから驚きの声が上がった。
(画像)有働&水卜の知らなかった!2020の有働由美子アナと水卜麻美アナ
先月30日、東京都庁で小池知事と初対面。キャスター経験があり、新型コロナウイルス対策をパネルを用いて説明してきた小池知事に対して、水卜アナは「パネルなどは(自分で)ご指示されているんですか?」「テレビの“使い方”っていうとあれですけど、キャスター時代の経験も意識されているんですか?」などと質問。小池知事は「それは生かされていると思います」と答えた。
また、仕事のモチベーションを訪ねると「ミッションですよね」と答え、続けて「しんどいなとなる時は?」と質問すると「ないですね」と答えた。
次に、水卜アナは、都市を封鎖する可能性に触れた小池知事の発言を持ち出し、「ロックダウンとかはどう思われましたか?」「『言いすぎじゃないか』って言われたような局面は有りました?」「この発信はちょっと違ったなって今だから思うことってありますか?」と畳みかけた。
これに小池知事は自らの発信について違ったと感じたことは「基本的にありませんね」と答え、「て言うか、まだ足りない。時には政府の側から『もっと強く言ってください』とかそういう話もきます」と明かした。
また、水卜アナが情報・報道番組での自身の経験を引き合いに「こんなに伝えるのが難しいって思っていて…」と吐露すると、
小池知事は「世界中が暗中模索ですよね。(感染者数の)山が高くなる時はハンマーを出してトーンと叩かなくてはいけませんし、収まった時はダンスで楽しくね。ハンマー&ダンス」と小池節を炸裂。
VTRを観たヒロミは「頑張った。ロックダウンの話とか、もしかして気分悪くするってことって言えないじゃん。でもああいう所を攻めないと、すごいと思うけどね」と水卜アナを賞賛。
平成ノブシコブシ・吉村崇も「ミトちゃん素晴らしいよ、お互いにハンマー&ハンマーだったじゃん」と、水卜アナの“攻め”の姿勢をボケながら称えた。
水卜アナは「緊張感が部屋中にビリビリ伝わってくるくらい」とインタビューの様子を振り返りった。
そして、小池知事に対しては「リーダーでいることってこれくらい強くないといけないんだ」と感じたといい「言葉に一点の迷いもない。『うーん…』っていう瞬間が一回もない」と驚いていた。
一方、同番組で一緒に司会を務めた有働アナは、水卜アナに「私、思うんですけど、(小池都知事って)、女性キャスターとか…には厳しくない?」と本音を漏らした。
そして、吉村から「言っちゃいましょう!」と煽られると、「たぶん、ご自身が『ワールドビジネスサテライト』をやってらっしゃったからだと思いますけど、フワちゃんとかHIKAKINさんに対する感じとは、目の笑わなさ加減が違いません?私だけかな?」と苦笑い。
続けて、「(『 zero』)スタジオにいらした時の、なんだろうなあ…こちらも、こーいうふうになって来ちゃって」と、下から睨む格好をして笑わせると、「(向こうは)あげ足取られないぞと思ってらっしゃるでしょうし、こっちもちゃんと聞かなきゃってのがあって…」と話した。
そして、全て言い切った後に「今のはカットで」と要求して笑いを誘った。