2020年11月13日放送のTBS系『ぴったんこカン・カン』では、歌舞伎俳優の尾上松也と尾上右近と同局新人アナの野村彩也子アナウンサーのグルメロケを放送。野村アナの4歳の頃の初舞台の映像や野村家の家系図なども紹介された。
TBS野村彩也子アナの家系図や狂言から離れた理由とは?(ぴったんこカン・カン)
野村アナの父親は狂言師の野村萬斎。
数々のテレビドラマや映画にも出演。最近では東京オリンピックの開閉会式の総合統括を務めることでも話題に。
伝統芸能一家に生まれた3人でグルメロケ。
「ノムさん」と呼ばれることに。
この間、父親と食事に行った際には『鬼滅の刃』の話をしたという。
松也が、主人公の「炭治郎みたいな格好」と、今日の野村アナの衣装をツッコむと、「竈門炭治郎でござる!」とものまね。
続いて、野村アナの華麗なる家系図を紹介。
曾祖父の六世・野村万蔵と祖父の二世・野村万作の2人は人間国宝。
祖母の阪本若葉子は詩人。その家系にはドイツ文学者の阪本越郎などがおり、
もっと遡ると徳川家康の家臣で小牧・長久手の戦いや大坂の陣で活躍した戦国武将の永井直勝は祖先だったと聞いていると話した。
続いて、野村アナの子役の頃の話に。
松也から「女性も立たれるんですか?」と質問されると、野村アナは「子役だと男女関係ないというくくりになっていて、実の子供で血が繋がっていれば女性でも子役をやれるんですよね」と答えた。
次に右近から「大人になってからは?」と聞かれると、「ダメなんですよ。狂言は女性は全くダメ。私の野村家は全く大人の女性は舞台に足を踏み入れられないようになっています」と明かした。
次に野村アナの4歳の時の初舞台の映像を紹介。
「靭猿」は狂言の登竜門的な役で「靭猿」初舞台を踏むという。
野村アナは、当時の思い出として「着ぐるみが脱げない、お面で息が苦しくて…」などと振り返った。
次に、松也から「4歳から初舞台を踏んで、(狂言の道に)進みたいとか関わる仕事に就きたいとか(なかったんですか)?」と聞かれると、
野村アナは「私はできるだけやりたくないと思っていた」と答え、
「猿の時のお面のトラウマがありまして、年季の入った臭いと汗と息苦しさがトラウマになってしまって、『弟に任せた』っていう感じになってしまって、私は辞めてしまいましたね」と舞台から離れてしまった理由を明かした。
また、父親は毎日娘の生放送をチェックしており、LINEで『あさチャン!』でのお天気コーナーの「フリップの出し方」や、声以外にも「瞬きをするな」「目線はこっちの方がいい」などと、演出家目線な感じで細かいアドバイスが送られてくるという。
続いては、野村家のしつけの話題に。松也から「父である萬斎さんのしつけは厳しかったそうで?」と聞かれると、野村アナは「すごいしつけにうるさいですし、こだわりも強いですね」と答えた。
具体的には「自宅でごはんを食べる時も食べる順番にすごくうるさくて、父がサラダを食べたらみんなでサラダを食べる。そのあと、お肉を食べ始めたらそれに合わせて私たちも食べる」と説明。
この話を聞いた松也は「えっ順番も?」と驚き、
「本当に美味しいの?」とツッコんだが、野村アナは「美味しいです、美味しいです」と答えていた。