小林麻央アナの亡くなる前の最期のテレビ出演【動画】

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セント・フォースに所属する小林麻央(こばやし まお)アナウンサーが、2017年1月9日に放送された日本テレビ系『市川海老蔵に、ござりまする。』番組内にて、2016年6月のがん公表後、テレビに初出演した。

 

収録は今月4日に小林アナが入院している病室で行われ、黒いウィッグをつけ、約7分間座った状態で夫・海老蔵に対して想いを語っている。



小林麻央アナががん公表後初めてテレビ出演

 

小林麻央 がん公表後初のテレビ出演-海老蔵への思いや夫婦の絆を語る(2017/01/04撮影。ノーカット)

 

「1月4日麻央さんがカメラの前で思いを語ってくれた」

 

「闘病してから1年以上過ぎた時に私の母と主人と話している時に、「もう一年以上もこんな風に迷惑をかけて・・もうこれ以上迷惑をかけれない」ということを言ったことがあったんですね。「もう一年以上だよ」って言ったら、主人が「一年が何だよ。ずっとなんだよ」って言ったんですね。「麻央のお母さんは、ずっとお母さんで、俺はずっと麻央の夫で、みんな家族なんだよ。一年が何だよ。ずっと支え合うんだよ」って言ってくれて・・・その言葉はほんとにすごく嬉しかったですね。」

 

 

「役者・市川海老蔵という存在についてどのような気持ちでご覧になっていますか?」

 

「父が亡くなってから主人を見ていて、すごく孤独だなあって感じる事が多かったんですね。それは、家族の愛とかそういうことで埋められる孤独ではなくて、やっぱり彼自身が歌舞伎の家に生まれて、歌舞伎役者として彼自身として生きてく上での孤独っていうのを凄く感じることが多くなって・・・父がなくなってからの主人というのは、こう、そういうのを見せるわけではないんですけれども明るくて前向きで常にポジティブな主人の姿はあるんですけど・・・そういう中に主人の孤独をすごく感じる事が私自身は多くなっていたんですね。私が病気になって・・・私自身も誰かに病気を話したりとか誰かと共有仕切れない苦しみとか悲しみ、どうしようもない思いっていうのを私なりに経験した中で、今2年経って、主人が前、その言っていた時には私は理解できなかった考え方とか・・・そういう事を主人の心の持ち方だったり考え方だったり、いろんなそういう感覚ですね。そういうのを少し理解できるというか想像できるようになってきた部分が不思議とあって・・・私が病気をして得たものの1つかなと思っていて、そう思うと病気をする前にもちょっといいパートナーに・・・もし私がこの病気を乗り越えて、今私なりにある試練っていうものを乗り越えられた時に病気をする前よりもちょっと良いパートナーになれるんじゃないかなあって言う・・・(泣いてしまう)なので凄く思うのは、役者市川海老蔵をパートナーとして支えられるチャンスを神様くださいといつも思うんですね」

 

「主人は、いつも俯瞰して物事を見るっていうことを教えてくれるので、あっそうじゃなかった、今痛いのは事実だけどもそれだけじゃないんだ、もっと世界を広げて見ないといけないっていうことを思い出させてくれるので、そういう意味では戦っていく中で、心の持ちよう、前向きな持ちようを主人には凄く教えてもらってますね」

 

 

「私がもってる物差しとは違う物差しでの物事の見方を教えてくれるので・・・うん、教えてくれるというか見せてくれるというか、だから凄く病気になる前は(笑顔で)「もう何わけが分からいこと言っちゃって(笑)」って思うことが結構あったんですけど・・・「もうわかんないよ~(笑)」ってことがあったんですけど、病気になってからは、もうほんとにありがたいって・・・主人と結婚したからこそ今私生きていられるんだなって思います。そうじゃなかったら心が死んじゃっていたかもしれない。だから凄く感謝しています。」

 

日本テレビ系『市川海老蔵に、ござりまする。』(2016年1月9日放送)より

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